市場に出回らない「シガヤーダコ」を調理する

グルメ

秋になると釣れ始める「シガヤーダコ」うでながかくれだこ

南風より北風が吹く頻度が多くなり沖縄にも秋が到来するこの時期、気温と湿度が下がり始めます。

9月の後半から大体1月頃までが「シガヤーダコ」の釣りシーズンになります。砂地混じりの岩礁帯が釣りポイントで、潮が引く干潮時に膝下まで海に浸かり狙います。

寒くなる程に季節が進むとタコの型は大きくなるが釣れる数は減っていきます。アーサーなどが海底に生え始めて釣りにくくなるまでが、シーズンだと私は思います。

釣竿を使い、小型のイカをを釣る疑似餌で釣りましたよ。

釣行を撮影して編集しました。宜しければこちらもご覧ください。

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シガヤーダコを調理する

釣行中は、釣り上げたタコを洗濯ネットやスカリに入れて持ち歩きます。

自宅に持ち帰るには、鮮度が落ちないように氷を入れたクーラーボックスに保管して冷やして生締めにします。

注意点は氷が溶けた真水にタコや魚を晒さすと鮮度が落ちて変色しますよ。

真水で洗わずにタコの滑りがある状態の方が、冷やして長持ちするようです。時間が無い時は、約三日くらいは置いて捌いても臭みは有りません。

持ち帰ったタコを袋から取り出して、キッチンバサミで目玉、クチバシ、頭に有る内臓をを取り出します。

生きている時には、グロテスクな色をしたタコも死んでしまうと色が抜けてきます。

塩揉みして滑りと吸盤に入ったゴミを洗い流します。何度か塩揉みするのですが、水でしっかりと洗い落とさないと、かなり塩辛くなりますよ。

塩揉みしただけで、身は引き締まりプリプリになりますよ。

塩揉みしただけでプリプリ

沸騰したお湯の中にタコを入れて、再沸騰したら取り出して流水で冷やします。

すぐに食べるは冷蔵し、保管する時には水気をよく切ってジップロックに入れて冷凍します。

以前に撮影した「シガヤーダコ」を捌く動画です。

以前は、塩揉みした後に内臓を処理していましたが、加工した後に塩揉みした方が効率が良いですね。

シガヤーダコの調理例

私は下処理が専門なので、調理は妻に任せています。

酢の物は生で試しましたが、やっぱり生よりは、下茹でして塩気は抜いた方が食べやすいようですよ。

小さくて茹でると味が抜けやすいタコなどで、プリプリとした食感を楽しみます。

簡単に市販のキムチに茹でたタコを入れて「タコキムチ」として食べても良いでしょう。

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